志望動機がうまく書けません。コツはないでしょうか?
志望動機が苦手というご相談は本当にたくさん頂きます。
一番多いのは
「前職の経験を活かせると考え応募しました。」
というものです。
これでは、採用側が「いや、活かせそうにないですな」と考えればそこで終わってしまいます。
志望動機は意欲を理屈以外の方法で示せるほとんど唯一の場所です。そこはぜひ
「情感」表現をしてほしい
と思います。
物事の理解の仕方には
「理論理解」
と
「感情理解」
という2つに別れます。
そして、人が動くのは「感情理解」が成った時だと考えられています。
「わかっちゃいるけど、やめられない」というのは、「理論理解」ではダメとわかってはいるが、「感情理解」ではやめることを納得できていない状況を指した言葉です。
履歴書における「理論理解」は履歴そのものや資格などの事実です。そして「感情理解」にあたるものが、志望動機なのです。
営業の専門用語に「情感トーク」というのがあります。
理屈では購入した方が良いと納得していても、顧客が購入決定までにジャンプできないとき、「情感トーク」を流して決めた、などと言います。要は泣き落としみたいなものです。
「ぜひあなたと一緒に仕事がしたい」とか「家族のためじゃないですか」とか「部下や会社のためを思ったらこれは立派なご決断ですよね」という、理屈じゃ何を言っているのかわからないようなことをわざと言って、相手の「感情理解」の部分をバシバシ刺激することです。
志望動機は「情感トーク」です。理屈で否定できない内容にして、相手の「感情理解」に訴えます。
例えば「営業トップという大きな夢をぜひ実現したいと思っています。」
これは否定しても「何と言われてもその思いはかわりません」と言えば、理屈ではもはや何も言えません。つまり話が噛み合わず、否定出来ません。
従って、志望動機はまず、
「~したいと思います」「~と願っています」「~という決意です」
のように、感情的、願望的表現にすることがポイントです。
あとは、あなたが書く内容が相手に響くかどうかの勝負です。これは会社の目指すところを調べてそれにフィットする内容にしたり、自信のある内容をそのまま熱く語るなど、それぞれ皆さん工夫されています。
「履歴的にはいまいちだけど、結構いい感じだよね。」
こう思わせたらしめたものです。
志望動機は「情感トーク」で。
これが志望動機の最大のコツだと思います。
転職相談カフェ 佐々木がお答えしました。
(トランスエージェント 提携キャリアコンサルタント)



