更新情報

交渉アナリストとは?

特定非営利活動法人 日本交渉協会が認定する民間資格

「交渉アナリスト」とは特定非営利活動法人 日本交渉協会が認定する民間資格で、MBAレベルの交渉知識と交渉技術を身につけた実践者の育成を目的としています。

1級・補・2級の3つの資格があります。

交渉アナリスト資格制度の概要交渉アナリストには、交渉アナリストに必要な交渉知識を習得した人に与えられる「交渉アナリスト2級」、交渉アナリストに必要な交渉技術を習得した人に与えられる「交渉アナリスト補」、交渉アナリストに必要な知識と技術を習得し、交渉アナリストの理念にコミットした実践者に与えられる「交渉アナリスト1級」の3つの資格があります。

特定非営利活動法人 日本交渉協会の理事長藤田忠氏は、ハーバード大学で交渉学を学び、日本の学問として交渉学を立ち上げ、ビジネス交渉力の教育普及を目的として「交渉アナリスト」を創設しました。「交渉アナリスト」という名称はハーバード・ビジネススクール名誉教授ハワード・ライファ(Howard Raiffa)氏による著書「negotiation analysis」を基にしています。

そして、藤田忠氏にハーバード大学で交渉学を志す機会を与えたのがエドウィン・O・ライシャワー博士でした。エドウィン・O・ライシャワー博士は、日本に生まれ、ハーバード大学の日本史研究者から駐日大使となり、「イーコール・パートナーシップ」の理念で、日本と米国を協創関係に導き、日米関係の発展に寄与しました。エドウィン・O・ライシャワー博士は、今でも交渉アナリストのロールモデルとなっています。

各資格の詳細につきましては、上部のメニューより該当のページをご覧ください。

米国ビジネススクールで人気の講座「交渉学」

交渉は大型取引や紛争解決のための特殊技能という域を脱し、ビジネスリテラシーの一つとして定着しつつあり、米国ビジネススクールにおいて、交渉学講座は選択科目として常に人気があり、その重要性も高く認識されています。

「交渉学」の2大研究拠点 ハーバード大学とノースウエスタン大学

交渉学の2大潮流

画像クリックで拡大します


交渉学研究は米国の各大学で行われていますが、特にハーバード大学ロースクールにあるProgram On Negotiation(PON)とノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院にあるDispute Resolution Research Center(DRRC)が現在の2大研究拠点となっているようです。

PON ~Program On Negotiation~とは?

PON Program On Negotiationハーバード大学ロースクール

画像クリックで拡大します。

Program On Negotiation(PON)はハーバード大学ロースクールの中にあり、ハーバード大学だけでなく他の大学の研究者も参加して大学の枠を超えた活動を進めています。現在、PONでは6~7つの研究グループが活動しており、『ハーバード流交渉術』の著者、フィッシャー先生、ユーリー先生などが所属するHNP、MIT(Massachusetts Institute of Technology)のサスカインド先生が推進するComsensus Building、ハーバードビジネススクールの教授陣を中心としたRound Tableなどが有名です。

日本語翻訳されている主な交渉学の本

書名
ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)
出版社
三笠書房 (1989/12/19)
著者
ロジャー フィッシャー (著) ウィリアム ユーリー (著),金山 宣夫 (翻訳), 浅井 和子 (翻訳)
決定版 ハーバード流“NO”と言わせない交渉術
書名
決定版 ハーバード流“NO”と言わせない交渉術
出版社
三笠書房
著書
ウィリアム ユーリー (著), 斎藤 精一郎 (翻訳)
書名
コンセンサス・ビルディング入門 -公共政策の交渉と合意形成の進め方
出版社
有斐閣 (2008/4/11)
著書
ローレンス・E.サスカインド (著), ジェフリー・L.クルックシャンク (著), 城山 英明 (翻訳), 松浦 正浩 (翻訳)
書名
意思決定アプローチ―「分析と決断」
出版社
ダイヤモンド社 (1999/07)
著者
ジョン・S. ハモンド (著) , ハワード ライファ (著), ラルフ・L. キーニー (著), 小林 龍司 (翻訳)
書名
最新ハーバード流 3D交渉術
出版社
阪急コミュニケーションズ (2007/9/27)
著者
デービッド・A・ラックス/ジェームズ・K・セベニウス (著), 斉藤裕一 (翻訳)
書名
ビジネス交渉術―成功を導く7つの原理
出版社
PHP研究所 (2004/08)
著者
マイケル・ワトキンス (著), 藤田忠 (翻訳)
書名
マネジャーのための交渉の認知心理学―戦略的思考の処方箋
出版社
白桃書房 (1997/01)
著者
マックス・ H・ベイザーマン (著), マーガレット・ A・ニール (著), 奥村 哲史 (翻訳)
書名
「話し合い」の技術―交渉と紛争解決のデザイン
出版社
白桃書房 (2002/06)
著者
ウィリアム・L. ユーリ (著), ステファン・B. ゴールドバーグ (著), ジーン・M. ブレット (著),奥村 哲史 (翻訳)
書名
交渉力のプロフェッショナル―MBAで教える理論と実践
出版社
ダイヤモンド社 (2003/9/20)
著者
ジーン・M.ブレット(著), 奥村 哲史 (翻訳)
書名
交渉の達人
出版社
日本経済新聞出版社 (2010/5/21)
著者
ディーパック・マルホトラ (著), マックス・H・ベイザーマン (著), 森下 哲朗 (翻訳), 高遠 裕子 (翻訳)

昨年、生誕100周年を迎えたライシャワー博士

2010年10月15日に「ライシャワー先生生誕百周年記念祝賀会」がホテルオークラで行われ、元駐米大使の大河原良雄氏、文化勲章受章者ドナルド・キーン氏ら日米の関係者約300名が集まりました。主催者は、「ライシャワー先生を愛する会」代表で、「交渉アナリスト」資格認定機関の、特定非営利活動法人日本交渉協会理事長でもある藤田忠氏です。

日本で生まれ、ハーバード大学教授を経て駐日米国大使に

エドウィン・O・ライシャワー博士(1910~90年)は、父が宣教師として滞在していた日本で生まれ、東洋史研究家の第一人者として1950年に米ハーバード大学教授となり、1956年から63年までハーバード燕京研究所所長として教壇に立ち、1961年から66年まで駐日米国大使も務めました。

日米融和の時代の礎を築く

大使在職中は戦勝国と敗戦国という両国の複雑なメンタリティを「イーコール パートナーシップ」という理念で、対等な関係へと変質させることに特に腐心し、今日の日米融和の時代の礎を築きました。
こうした功績から、ライシャワー博士が設立したハーバード大学の日本研究所は彼の名を冠して『ハーバード大学ライシャワー日本研究所』と改称され、今も日本理解のための研究が続けられています。

ライシャワー博士と藤田忠氏の関係

「交渉アナリスト」資格を創立した藤田忠氏は、ライシャワー博士の招聘によりハーバード燕京研究所の研究員となり、ハーバード大学で交渉学に出会いました。ライシャワー博士は、「交渉アナリスト」資格誕生のきっかけを作ってくださった方であると同時に、数々の日米間の難題を、統合型交渉で解決してきた実績は、交渉アナリストのロールモデルでもあります。

ライシャワー博士に関する出版物

ライシャワーの日本史 (講談社学術文庫)

  • ジョージ・R・パッカード(著), 森山 尚美(翻訳)
  • 単行本: 552ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/11/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062151952
  • ISBN-13: 978-4062151955

ライシャワー自伝

ライシャワー自伝
  • エドウィン・O. ライシャワー(著), 徳岡 孝夫 (翻訳)
  • 単行本: 530ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1987/09)
  • ISBN-10: 4163417400
  • ISBN-13: 978-4163417400

ザ・ジャパニーズ―日本人 (1979年)

  • エドウィン・O.ライシャワー (著), 国弘 正雄 (翻訳)
  • 出版社: 文藝春秋 (1979/06)
  • ISBN-10: B000J8GOY4
このページの上部へ