こんにちは。
東日本大震災が発生し、現在もまだ被災地では厳しい生活が強いられております。
日本人である私としても、非常に心が痛む毎日です。しかし、海外にいて、難を逃れたからそれでいいということではなく、私は私で今できることを精一杯やるしかありません。では、海外にいる私にできることそれは「経済活動」です。幸い現在の上海では大きな影響もなく、いつも通り経済活動がなされております。
私はここ上海でお客様に対して精一杯お役立ちできるサービスを提供し、お金を稼ぎ、そのお金を被災地へ送ることで一刻も早く復興することを切に願うばかりです。
さて、私どもは昨年より中国市場開拓を「営業」という切り口から調査・研究を重ねてきました。それと同時に「王牌商道会」にて中国で活躍する営業パーソンの皆さんに対して「きく力」などのすぐに使える営業スキルや「義理合一」という営業スタンスをお伝えしてきました。
その「王牌商道会」を3月26日(土)に開催しました。第9回となる今回も「きく力を鍛えよう」ということで、特に「訊く」ということを重点的にお伝えしました。
また、より実践的にするために「アプローチからリサーチ」の流れをロールプレイングの内容に盛り込んで行いました。
まず、営業パーソンは「お客様に対して、お役立ちをする存在」ということが大前提としてあります。
しかしながら、お客様によってお役立ちできることは千差万別であり、お客様へのお役立ちで重要なことはお客様の状況をしっかり理解するということです。では、新規開拓において、お客様へのお役立ちはどのようにしていけばいいのでしょうか??
まずは、お客様のことをHPなどで調べ、自分の会社がこんなことでお役に立てるのではないか!?という【仮説】を立てます。
その後、最初の商談でその仮説を基にお客様へのお役立ちについてアピールします。このときは、お客様に対してお役立ちしたい!!ということを前面に押し出してお話しすることがポイントです。
このときに、仮説は間違っていてもいいのです。重要なことはお客様を第一に考え、アピールすることです。
これはフォローアップセールでも言えることですね。お客様に訪問する際に訪問目的(お役立ち情報の提供・ご提案など)を用意する必要がありますね。
そこで、「ぜひ欲しい!!手伝って欲しい!!」となると、即契約となるのですが多くの場合はそういったことにはならずお客様は「No!!」と示してきます。ここで再度アピールするのではなく、お客様の状況を事細かに「きく」必要があります。
それはそうですね。お客様は忙しくて、とにかく時間がない。そんな中、営業パーソンのために時間を割いてくれた上に、営業パーソンの話まで聴いてくれたわけですから、お客様のお話を聴かずして仕事になるわけがありません。営業パーソンはお客様を訪問した際はまず、訪問した目的をお伝えし、その後お客様のお話を聴かなければなりません。
今回は、その一連の流れを身近な商品を使って練習しました。
お客様は6歳の女の子。最初はぬいぐるみやケーキなどが好きなのではないかということでご提案します。するとその女の子はそれに対して「No」を示します。そこから、なぜ「No」なのか、今興味のあることは何か、など質問によって、深く相手の女の子の状況を訊きだすという練習を行いました。
ご参加いただいた方の中では、ヒアリングに徹することができず、断られた後にまた提案をしてしまい、相手の状況を全く理解できない方がいました。具体的には、最初にケーキを提案し、「ダイエットしているので要りません」というお客様の「No」に対して「朝ごはんをお粥にしてください。その代わりにケーキを食べればいいじゃないですか!」とか、「牛乳と一緒に食べるとおいしいですよ」と食べ方の提案を次々としていったのです。その方に理由をきくと、「モノを売る場合は、サービスを売る場合とは違うので、売り切ることが重要。相手のニーズを聞くよりそれが欲しくなるような提案のほうがいいと思いました。」という意見を頂きました。
もっと訊いていくと、「販売と営業は違う」と面白い意見を仰っていました。その方が言う【販売】とはケーキなどの消費財をその日売ってしまえばそれでいいという仕事で、対して【営業】はサービスを売ることだと仰っていました。
なので、今回のケースについて、「これは【販売】だからこういうやり方になります」と仰っていました。
この場でもお伝えしましたが、本来どんなモノ・サービスでもお客様にお金をもらい提供する場合は「売りつけてはいけない」と私は思っております。
営業パーソンはお客様の状況を深くヒアリングした結果、その商品が全く欲しくないのであれば売る必要がないのです。そのときに気をつけなければならないのが「今買わないから今後も買わない」ではなく「今買ってくれなかったけど、今度買ってくれるかもしれない」と考えることです。
今度買ってくれるかどうかについては、お客様のことを事細かに訊いて、欲しくなるような時期を営業パーソンが把握する必要があります。
営業パーソンはどんなときでも、相手を知る必要があり、その為に「きく力」が非常に重要であります。
今回の商道会では、そのことをこのRPとその後の討論で深く理解することができました。
今後もこの会では、ヒアリングだけでなくプレゼンテーションやクロージングなど伝える力も取り上げて理解を深めていきます。
またこの場でも開催報告をしますので、期待していてください!!
次回開催は6月18日です!!
それではまた!!